元兵士のマットは、リムジンの運転席で目覚めた。足元は水に浸かり、身動きがとれない。助手席では弟の同級生で大富豪の令嬢ジェシーが意識を失い、後部座席からは悲鳴が鳴り響いている。どうやら彼の運転するリムジンは、水の底に落下してしまったらしい。朦朧とする意識の中、記憶をたどるマット。彼は大富豪ハンクに雇われ、娘ジェシーの警護を任されていたが、謎の集団の襲撃を受け、橋の上からリムジンごと落ちてしまっていたのだった。特殊装備が施されたリムジンは、窓ガラスを破ることもできない一方、水の侵入を完全に防ぐこともできない。完全に閉じ込められてしまったマットたち男女6人。車の中の酸素がなくなるまでに残された時間は60分。頼れるのは1丁の拳銃と、自分たちの頭脳だけ。彼らは絶体絶命の危機を乗り越え、無事に脱出することができるのか。そして、謎の集団の正体とは…?!
↧