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Channel: VIDEX.JP ミステリー の新着情報
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三つ数えろ/THE BIG SLEEP

私立探偵フィリップ・マーロウ(ハンフリー・ボガート)は、ある金持ちの老人から、孫娘カーメン(マーサ・ヴィッカーズ)が脅迫されているので助けてほしいとの依頼を受ける。捜査を進めるうちにマーロウは、孫娘の姉ヴィヴィアン(ローレン・バコール)の行動に疑問を抱く。やがて脅迫していた古本屋ガイガーの死体と、そのそばに佇むカーメンを発見。脅迫事件は、一転ギャング同士の抗争へと展開していくのだが…。

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第三の男/THE THIRD MAN

アメリカの売れない小説家ホリー・マーチンス(ジョゼフ・コットン)は、親友ハリー・ライム(オーソン・ウェルズ)から仕事を依頼したいと誘われ、意気揚々とウィーンにやって来た。ハリーの家を訪ねるマーチンスだが、門衛(パウル・ヘルビガー)はハリーが自動車事故で死亡したと彼に告げる。ハリーの葬儀に出席するマーチンスは、そこでイギリス軍のキャロウェイ少佐(トレヴァー・ハワード)と知り合う。少佐はハリーが闇取引を...

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舞台恐怖症/STAGE FRIGHT

大女優シャーロット(ディートリッヒ)は夫を殺害。愛人ジョナサン(リチャード・トッド)の元へ助けを求めに来た。殺人の後始末をしようと彼女の着替えを取りに行ったジョナサンはその姿をメイドに目撃され、殺人容疑者として警察に追われるハメになる。それを聞いた演劇学校に通うジョナサンのガールフレンド、イブ(ジェーン・ワイマン)は、父親の別荘に彼を匿い、彼を罠にはめた証拠を見つけるべく、世話係ドリスに変装しシャー...

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キングソロモン/King Solomon’s  Mines

H・ライダー・ハガード原作の冒険小説「キングソロモンの宝窟」の映画化で、実際にアフリカでロケした作品であり、アドベンチャー映画の奔りとなる作品で、この作品の後も何度か映画化されている。ソロモン王が隠した巨大なダイヤモンドが眠っていると云われる未開の地で、その宝を巡って、繰り広げられる人間模様と争奪戦に、日食や火山の爆発等、奇跡的な自然現象も絡み、様々なエピソードが展開される娯楽作品である。

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恐喝(ゆすり)/Blackmail

イギリスにおけるトーキー映画の第一作であり、ヒッチコックにとっても初めてのトーキー作品である。この作品は既にサイレント映画として撮影中であった為、いくつかのシーンを取り直しているが、その為、サイレント的手法とトーキー映画としての手法が入り混じった珍しい作品に仕上がっている。主演のアニー・オンドラはチェコ出身で英語の訛がひどかったので、アニーが口を動かすのに合せて、イギリスの女優ジョーン・バリーがセリ...

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レベッカ/Rebecca

J・フォンテイン演じるヒロインが自ら語る恐怖の出来事…。内気な彼女は南仏の旅行でハンサムな英国紳士マキシムと出会う。結婚した二人はマキシムの大荘園マンダレーにやってくる。シンデレラのような幸せをつかんだかにみえた彼女だったが、その大豪邸はマキシムの死んだ前妻レベッカの見えない影が全てを支配していた。今は亡き、美しく謎めいたレベッカ。そして彼女を崇拝し続ける家政婦ダンバース夫人が、ヒロインを心理的に追...

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ロープ/Rope

実際に起きた事件を題材にしたパトリック・ハミルトンの戯曲「Rope’s...

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富江VS富江

増殖は終わり、破滅が始まる。恋人の尚子(あびる優)を目の前で何者かに殺された梅原一樹(八戸亮)は精神的に強烈なダメージを受け、カウンセリングに通いながら社会復帰を目指していた。目の前で殺されたとは言え、一樹に事件の定かな記憶はない。そもそも、尚子の死体すらなく、警察は事件そのものの存在すら認めていない。しかし、一樹は尚子の遺骨の一部を形見として持っている。確かに尚子は死んだのだ。自分自身でも症状の改...

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ローラ殺人事件/LAURA

1944年度のアカデミー撮影賞(ジョセフ・ラシェル)を受賞した作品。ヴェラ・キャスパリー原作の探偵小説をプロデューサーであり監督であり俳優でもあるオットー・プレミンジャーが製作監督している。主演は、ローラに当時大スターであったジーン・ティアニーと新人ダナ・アンドリュースである。ニューヨークで有名なデザイナー、ローラ・ハント(ジーン・ティアニー)が猟銃で撃たれて殺される事件が発生し、警視庁の若い腕利き...

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エロチック乱歩 人間椅子

なんとなくワケあり気で、なんとなくヤバイ奴らが織り成す!!耽美と官能と衝撃の乱歩ワールド、ストイックでエロティックな愛の世界が花開く。美貌の人気作家今野佳子の担当となった倉田真理の仕事は、佳子に新作を書かせることであった。若くして華々しいデビューした佳子は、ここ数年新作どころかエッセイすらかいていない。真理が勤める出版社の新人賞に応募したことが佳子のデビューのきっかけで、作家志望だった真理はその賞に...

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暗殺者の家/The Man Who Knew Too Much

ヒッチコックを名実ともにサスペンス映画の巨匠に押し上げていく契機となった作品。1956年に「知りすぎていた男」として、ヒッチコック自身で再映画化している。各地を巡りながら犯人を追っていくという手法は、「三十九夜」を始めとして、数々の傑作でも使用しているヒッチコックの得意技だが、この作品で確立されたと言える。実際にあった事件を題材にして、ヒッチコックの英国時代のパートナーであった脚本家のチャールズ・ベ...

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バルカン超特急/The Lady Vanishes

ヒッチコックのイギリス時代の最高傑作と称される作品。原作は女流作家エセル・リナ・ホワイトのサスペンス小説「車輪はまわる」で、いわゆる列車サスペンスものである。最初いがみ合ってた男女が、様々な事態に遭遇するうちに、次第に心牽かれるようになり、最後に結ばれるという物語もヒッチコックの得意とする内容だが、主人公は若い女性で、それを男が助けるというヒッチコック映画としては、珍しい設定を採っている。ヒッチコッ...

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第3逃亡者/Young and Innocent

ジョセフィン・ティーの小説をもとに、ヒッチコックが味付けしたサスペンスの醍醐味が大いに味わえる作品。「さんさんと降り注ぐ太陽の下こそ、一番殺人に適している。そして、そこで殺人死体が発見されれば、犯人か否かを問わず、きまって逃亡者がいるものである。」と言うヒッチコックの言葉が示すように、この作品は、逃亡者の話である。無実の罪で警察に追われながら、その無実を晴らす為に自らも真犯人を追跡する青年。しかも一...

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深夜の告白/Double Indemnity

ビリー・ワイルダーがレイモンド・チャンドラーと共同で、ジェームズ・M・ケインのミステリー小説「倍額保険」を脚色したサスペンス映画。アカデミー賞に20回ノミネートされ、7回受賞し、映画史に多大な足跡を残した名監督ビリー・ワイルダーが、「お熱いのがお好き」や「昼下がりの情事」といったコメディやラブロマンスとはまた違ったジャンルの作品を演出し、「サンセット大通り」同様にこのようなサスペンスにも、その才能を...

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救命艇/Lifeboat

第二次大戦下、魚雷攻撃を受けた船から脱出した生存者たちが一隻の救命艇にたどり着く。そこには様々な人種・職業・身分の人々がいたが、この極限状況下では平時の人間関係が維持できるはずもなかった……。狭い艇内に集った数名の男女による漂流を描いたスタインベックの原作をジョー・スワーリングが脚色、密室劇の一種としてヒッチコックが手腕をいかんなく発揮した。いくつものドラマがひとつの大きな物語を織り成していく様は圧...

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汚名/Notorious

イングリッド・バーグマンとケーリー・グラントという2大スターの共演作で、物語自体は特別な目新しさはないが、ストーリーの中に原子爆弾を作る為のウラニウムを取り込んだり、そのウラニウムを詰めたワインのビンを小道具として上手く使っていたり、天井からパーティを俯瞰していたカメラが舞い降りるようにして、一気にバーグマンの手にした鍵にクローズアップしたり、公開当時話題になったバーグマンとグラントの延々と続くキス...

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毒薬と老嬢/Arsenic and old Lace

ハリウッドを代表する二枚目スターであるケーリー・グラントは、コミカルな演技にも定評があったが、この辛口の喜劇作品で、その本領をいかんなく発揮している。ブロードウェイでヒットしたジョセフ・ケッセルリング作の戯曲をジュリアス・J・エプスタインとフィル・G・エプスタインが共同で脚色し、フランク・キャプラが製作・監督した作品。伯母である老姉妹のもとに結婚報告に訪れたモーティマー(ケーリー・グラント)は、偶然...

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マルタの鷹/The Maltese Falcon

1941年度のアカデミー作品賞とシドニー・グリーンストリートの助演男優賞並びにジョン・ヒューストンの脚色賞を受賞した作品。私立探偵サム・スペードが活躍するハードボイルド小説の第一人者ダシール・ハメットの同名小説を、脚本家のジョン・ヒューストンが初めて監督した作品。ハンフリー・ボガードがそれまでの悪役時代のキャリアを生かして、全く新しいヒーロー像を誕生させた作品でもあり、この映画の後、彼はハードボイル...

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オペラの怪人/Phantom of the Opera

1943年度のアカデミー撮影賞(W・ハワード・グリーン、ハル・モーア)及び室内装置賞に輝いた作品。1925年ロン・チャニー主演で製作された作品の再映画化。...

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白い恐怖/Spellbound

ヒッチコックの傑作サイコ・スリラー。研究熱心な女性精神科医コンスタンスは新しく赴任してきた病院長と恋に落ちる。しかし彼はなぜか白地に縞模様のものを見ると発作を起こす。やがて彼は病院長になりすました記憶喪失の青年であることが明らかになる。彼は本物の病院長を殺した犯人なのか、それとも何者かにおとしめられた無実の人なのか。失われた記憶と真実を求め、青年とコンスタンスの逃避行が始まる。「ぼんやりとかすんだ画...

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